NHSL 株式会社 新組織科学研究所

NHSLは病理組織標本作製と評価のプロフェッショナルとしてお客様に「最高の満足」をご提供致します。 «納品物を評価する»

セルブロック作製

セルブロック作製受託(2nd Technology)

セルブロック法とは培養細胞(浮遊細胞・接着細胞)や細胞診検体を固定し、それを包埋-薄切を行なうことで、疑似組織的な標本スライドを作製する手法のことです。
近年、各種研究に際して同一条件で実組織(ヒト由来、動物由来)を利用する場合や、免疫染色のコントロールとして利用するために、強制発現細胞、ノックダウン細胞を用いたセルブロックを利用することが多くなってきています。弊社では2017年に従来のアガロースゲル法からコロジオンバックを用いたオリジナル法(1st Technology)への切り替えを行いました。今回、皆様の研究へさらなる利用価値を高めていただければという思いで、二回目の技術開発が完了しましたので、受託内容を切り替えます。

★セルブロックは以下のようなメリットがあります★

  1. 連続切片による同一細胞の複数標本作製が可能
  2. 細胞の断面を組織切片として観察可能
  3. 遺伝子やタンパク質の発現解析(免疫染色、in situ Hybridization)
  4. 微小サンプルの取扱(セルブロックで集合体として標本化可能)
  5. 半永久的に細胞を包埋ブロックとして保存可能

☆2nd Technologyの特徴☆

  1. 準備いただく細胞量が1/10 になりました(従来:5×107個以上、今回:5×106個以上)
  2. セルブロックの形状が均一(直径3mm×高さ3~4mmの円柱状)となり、多くの薄切が可能
  3. CBMAスライド(※1:3rd Technology)の受託が可能
セルブロック法の標本染色写真例
受託内容 2nd Technology(新規受託開始) 1st Technology(受託中止)
細胞の種類 細胞診検体(穿刺吸引材料、婦人科細胞診材料)、
培養細胞(浮遊細胞、接着細胞、iPS細胞、ES細胞)、
セルソーターで分取した細胞集団、微細組織、微小生物
細胞の固定方法 最終的に使用される材料の固定方法に合わせてください。
将来的に組織免疫染色のコントロールとして利用することをお考えの場合は、
対象組織の固定方法に合わせてください。
(例:10%ホルマリン固定、PFA固定、市販LBC固定液等)
必要細胞量(培養細胞の場合) 5×106※2以上 5×107個以上
細胞量が1st Technologyの1/10以下で受託可能です
標本中の細胞密度 密度が高く多くの細胞の観察が可能
ブロックの厚さ 直径:直径3mm位
厚み:3~4mm
円柱状のセルブロック
直径:不均一(直径3mm 位の円形)
厚み:数mm(コントロール不可能)
不均一なセルブロック
バーチャルスライド利用 可能(細胞密度が高くフォーカスを合わせられる)
実例参考写真:
HE染色マクロ撮影写真

注意:
使用した細胞とHE染色条件が異なり色調が違います。
イメージとして確認ください。
セルブロック改良法 セルブロック従来法
薄切開始0μmから3500μmくらいまでほぼ均一なセルブロックが作製可能となった。
連続切片であれば、数百枚に相当する薄切が可能である。

薄切例

セルブロック

一例をこちらよりWSIで確認できます。
Z方向#1#2
0
μm
0μm0μm
100
μm
100μm100μm
500
μm
500μm500μm
700
μm
700μm700μm
1000
μm
1000μm1000μm
1500
μm
1500μm1500μm
3000
μm
3000μm3000μm
3500
μm
3500μm3500μm
4000
μm
4000μm4000μm

※1CBMA=Cell Block Micro Array:「セルブロック作製受託 3rd Technology」で案内します。

※2:材料を発送する前に細胞数の確認をお願いします。受け入れ時に当社でも細胞数の確認を行ないますが、
※2: 所定の量に満たない場合は、作製を保留とするか継続するかの確認をさせていただきます。
※2: 改良法は細胞数が少ないと細胞密度は大きく変わりませんが集塊面積が小さくなる傾向です。
※2: 従来法は細胞密度が極端に少なくなる傾向があります。


>> パンフレットはこちら